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板倉スポーツ少年団野球クラブ公式ブログ

新潟県上越市で活動している学童野球チーム、「板倉スポーツ少年団野球クラブ」のブログです。

04/27

Sat

2024

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10/31

Fri

2014

守備妨害(打者走者と1塁でのプレイ)





昨夜の日本シリーズ、


びっくりの幕切れでしたね。




良い子のみんなは知ってると思うけど、


スリーフットレーンを走らずに1塁でのプレイを邪魔すればアウトですよね。



動画を見てみましょう。




スリーフットレーンが始まった地点以降も、



ベース直前まで完全に両足が入ってますね・・・。



実際のルールではどうなっているでしょう。


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6・05 『バッターアウト』
バッターは、次の場合、アウトになる。

(k)1塁に対する守備が行われているとき、本・1塁間の後半を走るに際して、バッターがスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走って、1塁への送球を捕えようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合。この際は、ボールデッドとなる。
ただし、打球を処理する野手を避けるためにスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走ることは差し支えない。
「原注」スリーフットラインを示すラインは、そのレーンの一部であり、バッターランナーは両足をスリーフットラインの中もしくはスリーフットラインのライン上に置かなければならない。

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阪神ファンの中には、

「当たった時ファール側にいたやん!」とか、


さらに和田監督や当の西岡選手は
「わざとではない(妨害の意図はない)」と抗議したようですが、


この場合、


【プレイが行わているとき】であって、

「当たった時」ではありません。


また、

【1塁手の守備を妨げたと審判が認めた時】であって、

「わざとか偶然か」は全く関係がないのです。



詳しくは毎年「わかりやすい野球のルール(成美堂出版)」を監修され、


BCリーグの審判員でもある粟村哲志さんのブログをご覧下さい。

『わかりやすい野球のルール』粟村哲志のブログ



でも、


妨害承知であえて中を走った(と思う)西岡選手、


さらにそこにわざとぶつけて妨害を狙った(と思う)細川選手はプロだと思います。



まあ参考まで。



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09/12

Fri

2014

サヨナラ押し出し




高校野球は早くも秋季大会が始まりました。


新井高校からノーヒットノーランなんて凄い記録も出ていますね。



さて、夏の高校野球でこんなプレーがありました。



2014夏の甲子園

三重(三重)VS広陵 (広島)



同点で迎えた延長11回ウラ

三重の攻撃は2死満塁フルカウント。

最後の1球はインコースに外れてサヨナラの押し出し四球。


3塁ランナーはホームインしましたが、


嬉しさのあまり打者は1塁へ行こうとしません。


この場合のルールはどうでしょう?

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4.09 得点の記録
(b)正式試合の最終回の裏、または延長回の裏、満塁で、打者が四死球、その他のプレイで一塁を与えられたために走者となったので、三塁走者が本塁に進まねばならなくなり、得点すれば勝利を決する一点となる場合には、球審はその走者が本塁に触れるとともに、走者が一塁に触れるまで、試合の終了を宣告してはならない。
    
ペナルティ
右の場合、三塁走者が、適宣な時間がたっても、あえて本塁に進もうとせず、かつこれに触れようとしなかった場合には、球審は、その得点を認めず、規則に違反したプレーヤーにアウトを宣告して、試合の続行を命じなければならない。また、二死後、打者走者があえて一塁に進もうとせず、かつこれに触れようとしなかった場合には、その得点は認めず、規則に違反したプレーヤーにアウトを宣告して、試合続行を命じなければならない。無死または一死のとき、打者走者があえて一塁に進もうとせず、かつこれに触れようとしなかった場合には、その得点は記録されるが、打者走者はアウトを宣告される。

さらに
【原注】
本項は、記述されているとおりに取り扱われるべきである。例外として観衆が競技場になだれこんで、走者が本塁に触れようとするのを、または打者が一塁に触れようとするのを肉体的に妨げた場合には、審判員は観衆のオブストラクションとして走者の得点または進塁を認める。

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つまり打者が1塁へ行く気がないと認められたとき審判は、

アウトを宣告し3塁走者のホームインは認めないということです。


しかもこれはアピールプレイではなく審判が直接ジャッジしなければなりません。


今回はベンチが気付いて1塁へ行くことを促したので事無きを得たようです。


しかし球審も1塁審もポジションに残ってしっかり見ていたのはさすが!





もうひとつ似たよう場面。


今年の長野大会準決勝、長野商業と東海大三の試合
長いので59分くらいから。


同じく同点の最終回ウラ、フルカウントですが2・3塁。




四球でしたがワイルドピッチで3塁走者が生還でサヨナラ。


これは完全にバッターが1塁へ走らずに試合が終わりました。



この時はどうでしょう?


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アマチュア野球内規4

最終回裏、走者三塁、打者の四球目が暴投または捕逸となって決勝点が記録されるとき、
四球の打者が一塁へ進まなかった場合は、規則4.09(b)のように球審が自ら打者のアウトを宣告して、
得点を無効にすることはできない。
打者が一塁へ進まないまま、守備側が何らの行為をしないで、両チームが本塁に整列すれば
四球の打者は一塁へ進んだものと記録される。

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この場合はアピールプレイなので守備側がアピールしなければいけません。


しかしアピールをしたとしても・・・

打者には安全進塁権が与えられていて、

打者がこれで気がついて一塁に進塁すれば、アピールは認められないことになっています。


ほとんどアウトにはできないということですね。



サヨナラの場面では嬉しさや悔しさのあまり、


どさくさになってしまう場合があります。



攻撃側も守備側も、


そして審判も冷静になる必要がありますね。




まあ、参考まで。



08/06

Wed

2014




今日のニュースで悲惨な情報が飛び込んできました。



野球の試合中、高2男子に雷直撃 扶桑町



降雨により中断していたようですが、


雨が上がったので、まだゴロゴロ聞こえていたけど


試合を再開したところ事故が起きたようです。






今年度の全軟連競技者必携にはこうあります。


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【競技運営に関する連盟取り決め事項】

15 試合中雷が発生した場合
 状況を判断し、試合を中断して全員安全な場所に避難させ、気象台等の状況を掌握し、その後の処置を行う。



-----------------------




ネットで検索しても、


リーグ等の内規でいまだに2007年以前に必携に記載されていた文言、

「試合中雷が発生した場合・・木製バットを2本用意して」


が残されているところが見られます。




落雷のような強力なパワーは、


現代では常識ですが


金属を身につけてるとかは科学的には全く関係がなく、



基本的に高い所めがけて落ちてきます。





グラウンドのような広く平坦なところに人が立っていたら、



当然そこめがけてくるわけです。





リーグや試合の運営者、指導者は是非ご注意ください。





身近なところの「試合ルール規定」にもその文言がありました。


---------------------

14.装具
 ②金属バットは(略)
  (落雷が発生したら木製バットを使用するので、各チームで用意すること)

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可及的速やかに改善を望みます。



事故が起きてからでは遅いので。





※その後の続報で事故の高校生は残念ながらお亡くなりになられたそうです。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


08/01

Fri

2014

捕球? 落球?






2アウトからの打ち取った打球後のプレー、



3アウトと決め付けちゃったりしませんか?






例えば内野ゴロで1塁送球~



1塁手以外はベンチに帰りかけたり、



走者もスローになったり・・・





良く見かけますよ。




でも、



審判が3つ目の「アウト」をコール/ジャッジするまで



走塁やカバリングをきっちりすべきです。





そんな事してるはずの


この夏の高校野球愛知県大会準決勝でこんなプレーがありました。








完全捕球とジャッジされても微妙なところですが、


守備側は誰一人


1塁塁審が「ノーキャッチ!」とジャッジしたのを見てないで決め付けちゃったわけです。




結果、


2塁走者は仕方ないにせよ



打者走者まで還ってしまって3ランとなったわけです。



不要の2失点でした。(本当は3失点だけど・・・)






プロでもありましたよ。







とにかく、


決めるのは審判でプレイヤーではありません。



最後までしっかりプレーしましょう。




ちなみに最近の傾向として、



完全捕球はしっかりとが求められるのがトレンドのようです。



2アウトの場合急いで送球する必要はないわけですから、



グラブを止めてしっかりアピールした方が万全でしょう。



まあ、参考まで。



07/09

Wed

2014

守備妨害(投手が触れた打球に当たる)


7/4の巨人vs中日で珍しいプレーがありました。




8回表、1死1・2塁で藤井選手が高いバウンドの投ゴロを打ちました。


久保投手がグラブで弾いた球に1塁走者・和田に当たりました。


2塁塁審はすかさずインターフェア(守備妨害)で和田選手をアウト。


2死1・2塁で再開させました。







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7.08『ランナーのアウト』次の場合、ランナーはアウトとなる。
(b)ランナーが、送球を故意に妨げた場合または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。


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基本的にはこのルールなんですが、

ランナーに打球が当たった場合のルールは、



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(f)ランナーが、内野手(ピッチャーを含む)に触れていないか、または内野手(ピッチャーを除く)を通過していないフェアボールに、フェア地域で触れた場合。

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とあり、基本的には投手に打球が触れてから当たった場合はナッシングなんです。


でもでも、また同じ項の後段には・・・


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「注1」~前略~ また一旦内野手に触れた打球に対して守備しようとする野手をランナーが妨げたときには7・08(b)によってアウトにされる場合もある。

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とあります。




今回の場合は、


「投手がボールに触れて打球の方向は変わったが、距離もあったのに避けきれずボールに当たって2塁手の守備機会を奪った」




か、




「ダブルプレーを回避するため故意に当たった」




のどちらかの判断のようです。





  ◇  ◇  ◇



ダルビッシュ投手が登板後のケアについてブログを書いています。



入浴についての所がなるほどと思いました。


ケアについて



まあ参考まで。




P R

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