昨夜の日本シリーズ、
びっくりの幕切れでしたね。
良い子のみんなは知ってると思うけど、
スリーフットレーンを走らずに1塁でのプレイを邪魔すればアウトですよね。
動画を見てみましょう。
スリーフットレーンが始まった地点以降も、
ベース直前まで完全に両足が入ってますね・・・。
実際のルールではどうなっているでしょう。
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6・05 『バッターアウト』
バッターは、次の場合、アウトになる。
(k)1塁に対する守備が行われているとき、本・1塁間の後半を走るに際して、バッターがスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走って、1塁への送球を捕えようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合。この際は、ボールデッドとなる。
ただし、打球を処理する野手を避けるためにスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走ることは差し支えない。
「原注」スリーフットラインを示すラインは、そのレーンの一部であり、バッターランナーは両足をスリーフットラインの中もしくはスリーフットラインのライン上に置かなければならない。
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阪神ファンの中には、
「当たった時ファール側にいたやん!」とか、
さらに和田監督や当の西岡選手は
「わざとではない(妨害の意図はない)」と抗議したようですが、
この場合、
【プレイが行わているとき】であって、
「当たった時」ではありません。
また、
【1塁手の守備を妨げたと審判が認めた時】であって、
「わざとか偶然か」は全く関係がないのです。
詳しくは毎年「わかりやすい野球のルール(成美堂出版)」を監修され、
BCリーグの審判員でもある粟村哲志さんのブログをご覧下さい。
『わかりやすい野球のルール』粟村哲志のブログでも、
妨害承知であえて中を走った(と思う)西岡選手、
さらにそこにわざとぶつけて妨害を狙った(と思う)細川選手はプロだと思います。
まあ参考まで。