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板倉スポーツ少年団野球クラブ公式ブログ

新潟県上越市で活動している学童野球チーム、「板倉スポーツ少年団野球クラブ」のブログです。

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07/09

Thu

2015

打順を間違える





打順間違い。


小学生にはありそうな現象です。



実際に起こった場合どうなるでしょう。



間違えて打席に入り、打撃を完了したかしていないかで対処が違います。



ルールではどうなっているでしょう。



野球規則 6・07 『打撃順に誤りがあった場合』に詳しく書いてあります。


が、



長いので要約します(笑)



まず①打撃を完了しなかった場合。


ピッチャーが実際に投球をしたかしないかに関わらず


ペナルティーはありません。



気付いたところから正規の打者がそれまでのカウントと一緒に引き継ぎます。



その間の盗塁や暴投・捕逸などの得点は認められます。



次に②打撃を完了した場合。


これがややこしい。



基本的には間違った打者が生きようが死のうがアウトとなり、


そのアウトは正規の打者に付き、


次打者は正規の打順の打者となります。



すなわち、


例えば1番打者のところで2番打者が間違って打席に入りヒット打っちゃった場合。


正規の1番打者がアウトになったことになり、2番打者が正規の打順でもう1回打ちます。




これ2009年のMLBで実際にありました。


稼頭央、打席に入ることなくアウトに



この場合でもしランナーがいて進塁したりアウトになったとしてもナッシングになり元の塁に戻ります。




記録(スコア)はどうなると思いますか?



理由はわかりませんが規則ではキャッチャーゴロになるそうです。


(松井稼頭央選手も実際に打ってないのに捕ゴロと記録されたそうです)



野球規則 10・03 『公式記録』打撃順に誤りがあったときの記録法




あともうひとつ重要な点。



審判、記録員は打順間違いに気付いても教えてはいけません。



アピールできるのは相手チームです。





記録員はスコア記入の際、



背番号を確認して、その人の打順に記入していかなくてはいけません。



アピールがなければ実際に打った人の打順が正規と認められるからです。



まあ、参考まで。



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