昨日の巨人vsオリックスの試合であったプレーです。
無死1塁でオリックス・平野選手の送りバントがファール地域へ。
巨人・阿部捕手がバッターボックス内に留まっていた平野選手にぶつかり捕球できず。
球審はすぐさま平野選手のインターフェアランス(守備妨害)を宣告しアウトとしました。
野球規則 7・08 『ランナーのアウト』次の場合、ランナーはアウトとなる。
(b)ランナーが、送球を故意に妨げた場合または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。
「原注1」打球(フェアボールとファウルボールとの区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められたランナーは、それが故意であったか故意でなかったかの区別なくアウトになる。平野選手がバントした打球は確かにファール地域に飛んでいましたが、まだフェアかファールかは確定していません。
したがって平野選手はバッターボックスを空け阿部選手の捕球を妨げてはならないのです。
平野選手と森脇監督は「わざとではない」と弁明していたようですが、
この場合わざとかどうかは関係ありません。
もし仮に、平野選手が1塁へ走り出していてぶつかったとしたらどうでしょう。
その場合はナッシングでありのままです。
7・09 『インターフェア』 次の場合は、バッターまたはランナーによるインターフェアとする。
(j)
「原注」キャッチャーが打球を処理しようとしているときにキャッチャーと1塁へ向かうバッターランナーとが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったとみなされて何も宣告されない。もうひとつ動画を紹介します。
6/11の日本ハムvs巨人での出来事です。
ライト前ヒットで日ハム・大野選手が1塁オーバーランしたのを巨人・亀井選手が見逃さず1塁で刺したプレーです。
通常のライトは2塁へ送球しバッターランナーの2塁進塁を阻むところですが、
亀井選手は冷静に大野選手の動きを見ていました。
このアウトをジャッジしたのは誰だったでしょう。
球審です。
ランナーなし又は1塁の時、
打った後、球審は打者走者に続いて1塁方向に(3フットレーンの始まるあたりまで)走ります。
この2つのプレーの2人の球審のジャッジは見事でした。
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