梅雨明けしてさすがに連日暑いですね。
日差しも強くて窓のブラインドも完全に閉めたくなります。
ということで、ブラインドプレイについて取り上げます。
例えばランナー2塁で、
ショートが2塁に入って~
守備位置に戻る際にランナーの直前を通過。
ランナーのピッチャーへの視界を遮るそのタイミングで牽制する。
これは以前実際に高校野球などで流行ったプレイで
守備が上手いと思っているお父さん方もいらっしゃると思います。
ルール上はどうでしょう?
タッチアップ(タッグアップ)時の走者の視界を遮る行為と合わせて
現在はアンフェアなプレイとして禁じられています。
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全日本軟式野球連盟 競技者必携 2015(平成 27 年)
競技に関する連盟特別規則
十一 競技者のマナーについて
7 野手が走者の視界を遮る行為(7.06b)
(1) 走者がタッグアップしているとき、野手が走者の前に立ち視界を遮る行為
(2) 野手が走者の前に立ち、ボールを保持している投手板上の投手への視界を遮る行為------------------------------------
これに対しては野球規則7.06オブストラクション(b)項として
守備側に対する罰則が明記されています。
ブラインドプレイには攻撃側がするものもあります。
例えば、
ランナー1・2塁でショートゴロ。
2塁ランナーはフォース状態で3塁に行く義務があります。
ボールの軌道と走路の交点に立ち止まり
捕球しようしているショートの視界を遮りました。
これについては
即座にタイム。
守備妨害で二塁走者アウト。
無死または1死なら打者走者も二塁走者の妨害行為でアウトです。
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野球規則7.09 インターフェア
(f)ランナーが明らかにダブルプレーを行わせまいとして故意に打球を妨げるかまたは打球を処理している野手を妨害したと審判員が判断したとき、審判員はその妨害をしたランナーにアウトを宣告するとともに味方のプレーヤーが相手の守備を妨害したものとしてバッターランナーに対してもアウトを宣告する。この場合ボールデッドとなって他のランナーは進塁することも得点することもできない。----------------------------------------------------------------
立ち止まる(または打球にタイミングを合わせる)意味が全くない場面ですので
妨害の意思が完全に感じ取れるプレイです。
これに対しては
走者と野手の接触がなくともインターフェアの適用となります。
あくまで規則の意思として
フェアにプレイしましょうということですね。
まあ、参考まで。
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